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RAMディスクは必要か?64bit版Windowsの勧め

最近のPCは標準搭載で4GB以上のメモリーを搭載した物が多くなっています。
32bit版Windowsでは3~3.5GB程度が利用できる上限で、それ以上のメモリーは使用できないことから、管理外領域を活用するRAMディスクが注目されたりもしてます。
64bit版Windowsであればメモリーの上限はさらに上(Windows7で16~192GB)ですが、実際メモリーというのはどういう風に使われているのでしょうか?

Windows標準のリソースモニターを見ると、ある程度把握することが出来ます。
ram1.jpg
下のグラフで「使用中」の部分は各アプリケーションやサービスが使用中の領域で、これが搭載メモリーの上限を超えるとHDD等の仮想メモリーを使用するため、PCのパフォーマンスが低下します。
メモリー不足で遅くなるというのは大抵それが原因です。

グラフの真ん中あたりにある「変更済み」はHDDへの書き込み待ちの情報です。
メモリーが足りなくなったりOSシャットダウンなど、必要になればHDDへ書き込みます。

次に「スタンバイ」の領域ですが、これはSuperFetchによってキャッシュされている領域です。
SuperFetchはWindows7やVISTAに搭載されているキャッシュメモリ管理技術で、よく使うアプリ-ケーションやファイルを先に読み込んでおく事で高速化する仕組みです。
XPまでのキャッシュ機能は古いデータから順に削除されるのに対して、SuperFetchではアプリの利用頻度等を考慮して動作します。

最後の「空き領域」は本当に使っていない領域で、必要があれば確保されます。

これを見ると空き領域はほとんど無いことが解ると思います。(ここまで書いた時点では8MBになっていました)
何が言いたいかと言いますと、メモリーを多めに積んでいてもキチンと使われているということです。
個人的な意見としては64bitOSを利用しているなら、特別な事情が無い限りRAMディスクを利用する必要は無いでしょう。
システムが利用できる領域が減るため、せっかくのメモリー領域が生かしきれない可能性もあります。



RAMディスクを活かすにはそれなりの手間が必要。

32bit版であれば、4GB以上のメモリーならどうしても利用不可能な領域が出てしまうためRAMディスクを利用する価値も出てきますが、電源を切れば消えてしまうのでプラウザ等の一時ファイルの格納などに用途は限定されてきます。
また一部の有料アプリを除けば、それらの設定にそれなりの時間と手間も要します。



つまり何が言いたいかと言いますと、「さっさと64bit版にしちゃえばいいじゃない」と言うことです。
64bit版だと動かないアプリがあると良く耳にしますが、動かないアプリの多くはWindows95~98の世代のアプリです。
他にあるとすればCD-R等のライティングソフトの様にハードウエアとの緊密製が高いアプリとゲームですが、ゲームに関しても動かないのは大抵10年ほど前の古いアプリが多く、互換モードを利用することで動くことも多いです。

まして10年も前のアプリを使い続ける事も希じゃないでしょうか?

64bit版Windowsでの32bitアプリの動作スピードも全く遜色ありません。
別にMicrosoftを褒め称えるわけではありませんが、64bit版Windows(7やVISTA)の32bitアプリのエミュレーション機能(WOW)は、速度も互換性もかなり優秀です。
使用可能なメモリー領域も増えるので、パフォーマンス的にも期待できます。
実際私の環境では64bit版の方がスムーズに動作します。(32bit版だとウィンドウの動きに引っかかりが出る)

色々な手間をかけるくらいなら、64bit版Windowsで良いんじゃないでしょうか?
これからOSを購入する機会があるなら、よく考えた方が良いでしょう。

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